業務用野菜配送担当(2020年入社)

Interview

業務用野菜配送担当(2020年入社)

Q1:1日の仕事の流れについて教えて下さい。

配達の出発時間が朝6時スタートなので、午前2時頃に出社して、7時くらいまでにすべてのピッキングを終えられるようにしています。週の後半、金曜日と土曜日は配達にも出ています。
それ以外の曜日は、ピッキング後に翌日の注文に合わせて、計量とパッキングを行っています。
最後に在庫確認と片付けをして一日の仕事が終了します。
注文件数は毎日60件~70件弱あり、みんなでピッキング作業を分担しています。

Q2:ピッキング方法の極意を伝授して下さい!

方法としては…私、まず初めにその日の注文書をすべて見るんです。で、頭の中でコンテナなり、段ボールなりに『こう入れよう』というイメージを描きます。そうそう、入れ物をひとつのキャンバスに見立ててどう入れようか?どこまで入れようか?…これとこれをこう入れればこうなるな…という感じ。
1件10秒くらいのスピードで“予習”してから作業を始めています。これをやると、格段にやり直しが減って、作業のロスが小さくなります。

Q3:続いてパッキングの作業に移るワケですが、どういった作業なのかを教えて下さい。

はい!現在、○○品目くらいの計量とパッキング(袋づめ)を行っています。以前は当日の朝に行っていた作業なのですが、取引件数が増えて来て、当日では間に合わない状況になっていました。
そこで、日々の注文数の状況を把握して、翌日分を予め計量しパッキングしておくように変更したところ、夜中からのピッキング作業が格段に速くなりました。
『パプリカの赤と黄1個ずつ』、『赤と赤で2個』という注文があります。同じパプリカでも大きさが揃うように…そういった細かいところも気にかけつつ、きちんとキレイにパッキングするよう心がけています。

Q4:仕事に対して、あるいは、お客様へお届けする品物に対してのポリシーを教えて下さい。

今、スポット的なヘルパーの方に来て頂いていて、その皆さんにもよく言うのは『自分かス―パーに行って、買いたくない、選びたくない品物は使わないでね』って教えています。自分が買いたくない品質のものは、他の人も欲しい品質ではないということですから。
それから、先にも話した通り、コンテナや段ボールの中に、キレイにきちんと丁寧に入れることにこだわっています。
配達は直接手渡しではなく、置き配も多くあります。乱暴に粗雑に入れられていたら、受け取る方は、それが“丸杉の品質”だと思ってしまいます。逆に、いつもきちんとキレイに箱詰めしてあれば、“丁寧な仕事をしてくれる会社である”と感じてもらえる。そして、それが一年続けば、『丸杉に頼めばきちんと安定した品質の品物が届く』という会社の信用に繋がる…そう思って仕事をしています。

Q5:あなたにとって“市場”とは?可能な範囲で主観的にお答えください。

抽象的過ぎて答えるのがムズカシイですが…市場に対しては、“荒っぽい”というか、正直、あまりイメージが良くなかったんです。(笑)
だけど、働いてみたら、人があったかい。言葉は雑だけど、あったかい。きちんと話を聴いてくれたり、困ったときにちゃんと助けてくれる。そして、丸杉以外の人もそれぞれみんな、こう…話をしていると、仕事そのものや、自分の商品に対してのプライドを持って働いている場所だと感じています。

Q6:野菜を取り扱うことの楽しさと難しさを教えて下さい。

以前、精肉関係の会社にいたんです。肉はそのままで売ることはなく、成形したり、加工したりという工程があるため、そのままで売ることが出来る野菜は“楽でいいな…”って思っていたんです。
でも、実際にやってみて、こんなに奥が深いのか…って驚いています。まだまだ全然分からない部分もたくさんあるし、サニーレタスとグリーンリーフレタスの違いもよく分からないままで入って来たし、未だに知らない野菜もたくさんあるし。
難しさは、お客様の主観やイメージの“1個”と、日々違う、野菜のそれを近い状態にすることだったりしますが、逆に、それが楽しさだと感じることもあります。
“スプラウト(新芽)”やハーブ類の多さも市場ならではですし、色んなことを知れるのが楽しいし、自分で色々見て選別することが可能ですし、“コントロール出来る”ことにも楽しさを感じます。

Q7:では、仕事の話ではなくプライベートで一番の楽しみは?

コンテナの“帯”(配達先を識別するための細長い用紙)を作りながら、どう改善すれば早く出来るかな?…とか、考えるのが楽しいかな…今は(…って家でも仕事!!)。
あ!あとは、犬かな。もう、アイツ(ワンちゃん)の笑顔があれば頑張れる!アイツのために頑張れるな~。それから、美味しいものを食べるとか…ですかねぇ。だいたい人って、美味しいもの食べると笑ってるじゃないですか。仕事とワンコと美味しいもの!

Q8:最後に『これは伝えたい!』ということがありましたらお願いします!

う~ん、難しいな…。(少し考えて)
市場で仕事が出来る経験ってなかなか無いと思うから、ぜひ、少しでも興味のある人は来て、見て、あるいは、働いてみて欲しいです。(ここ市場から)八百屋さんとかスーパーとか、レストランやホテル、カット野菜の工場へもここ(市場)から始まっているワケなので…色んな人に知って欲しいです!
丸杉の強みって1つよりも、3つ、4つ、うん、5つ、6つ…多くあった方がいいと思いますし、各部署にそれぞれあったらたくさんの強みが出来ますものね!
時間はかかるかも知れないけれど、今やっていることが未来の丸杉にプラスになると信じて、『丸杉ブランド』を根付かせる、その過程を歩いているつもりです。

インタビュー

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